全国総文に向けて…


来る8月10日(金)~11日(土)に富山市芸術文化ホール(オーバードホール)で開催されます、第36回全国高等学校総合文化祭(富山)器楽・管弦楽部門に、京都府代表として、洛星高校・同志社女子高校・本校の3校合同オーケストラが出演します。本校からは、オーケストラクラブ高校2年生20名が出演します。それに向けての合同練習が、7月22日(日)本校で行われました。



演奏曲目は、スメタナ作曲 連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ(ブルタバ)」です。この曲は、チェコの山間部に水源を発したモルダウ川の流れが、川幅を広げながら流れ下り、やがて首都プラハにいたるまでの情景がいきいきと描かれています。
私自身、フルート奏者でもありますので、フルート奏者の立場からすると、とても難しい曲であると思います。情景の1つ目「モルダウ川が二つ水源から流れ出す」場面は、第1の水源をフルートが表現し、2nd.のソロから曲がスタートします。このフルートの演奏は、低音をしっかりとした芯のある音を出す必要があり、また運指も難しく、相当難易度が高いと思います。

午前中は、弦楽器と管・打楽器に分かれてセクション練習を行いましたが、難易度の高さに悪戦苦闘しながらも、生徒皆が必死になってまとめていきました。午後は全体合奏練習を行いました。いつも練習しているメンバーとは異なるため、戸惑いも見られましたが、練習を重ねるうちに、音楽がだんだんとまとまっていきました。

まだまだ細部にわたり、練習を重ねる必要がありますが、8月11日の本番ではどのような演奏に仕上がるのか、とても楽しみです。

次回練習は8月8日(水)同志社女子高校で行われます。

K.N.